エジプトの情報通信省が障害者のエンパワメントで協力

2020/01/22

グローバル・アクセシビリティ・ニュース(英語)に、ATDOのエジプトでの活動が取り上げられました。
翻訳して転載します。
原文(英語)はこちらです。
http://globalaccessibilitynews.com/2020/01/02/egyptian-ict-ministry-collaborates-to-empower-persons-with-disabilities/

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エジプトの情報通信省(MCIT)が障害者のエンパワメントのために協力
アフリカ、支援技術、ICT、ユニバーサルデザイン、2020年1月2日

エジプトの情報通信省は、障害者の生活向上に向けて協力するために日本の支援技術開発機構(ATDO)と覚書(MoU)に署名した。
国立障害者情報技術アカデミー(NAID)のユニバーサルデザインと支援技術の発展を目的とした共同センターの設立を通じて、障害者のデジタルインクルージョンを達成し、包括的な戦略を開発するための協力を強化することを目指している。

本協力は、特にアラビア語をサポートするユニバーサルデザインと支援技術標準の確立と実装に協力することに加えて、アニメーション画像へのアクセスを促進し、知的障害、認知障害、または心理社会的障害を持つ人々のインクルージョンを促進している。
情報通信省のアムール・タラート大臣が署名をした。。同氏は、本パートナーシップは、障害のある人々の積極的な社会参加を促進する統合的な枠組み内に位置づけられると強調し、障害のある人々の生活を改善するための付加価値をもたらすプロジェクトを実行するNAIDとATDOの重要な協力に期待している、とコメントした。
ATDOの河村宏副理事長は、MoUは、当センターの設立を通じて、支援技術と障害者のデジタルインクルージョンにおけるエジプトと日本の協力を促進するのに役立つと述べた。
MoUは、ICT大臣の社会サービス担当部の顧問でNAID事務局長のAbeer Shakweer氏及びATDOの河村副理事長によって署名され、日本の国際協力機構(JICA)エジプト事務所の多数の職員も出席した。
MoUは、人工知能(AI)、ロボット工学、モノのインターネット(IoT)、およびその他の最先端技術の高度なアクセシビリティ研修標準や研究開発(R&D)の設定および実装における協力をとおして、日本語とアラビア語を話す障害者にサービスを提供する。
本協力は、AIを駆使して、日本語とアラビア語を話す障害者向けのスクリーンリーダー機能(テキストを音声に変換する)を開発することに加えて、ユニバーサルデザインと支援技術の分野におけるエジプトと日本の研究者、イノベーター、新興企業、会社や団体間のコミュニケーションと協力を支援および促進する。
さらに、MoUでは、日本のICT機関、研修所、大学、NAIDの間で研修、能力開発、技術開発プログラムを実施するだけでなく、日本の高度な支援技術の現地語化、ICTアクセス、包括的な設計、支援技術の能力開発と知識の移転を促進することになっている。
MoUは、障害者を支援する戦略を達成するために、国際機関とのパートナーシップを確立するというMCITの熱意から始まった。また、日本との特別なつながりとATDOの優れた専門知識に基づくものである。
ATDOは2006年に設立され、これまでアクセシブルなICTの研究開発で国際的な貢献を果たし、障害者や高齢者のニーズに応え、ソーシャルインクルージョンを実現している。 ATDOは、ユニバーサルデザインと国際規格の開発においても活動している。

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M.M.